BLUES NIGHT at Guppy vol.1 顛末記 2003/11/22
 
 

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 横浜周辺でいくつかブルースのセッションに参加してみると、
けっこうブルースを演奏しようという人がいることに気付きました。
でもなかなか発表の場がないんです。そうした人が気軽に参加できる、
ブルースバンドのデビューしやすい環境をと考え、4ヶ月ほど前に企画。
でも結局ここでデビューしたバンドはたったひとつで、しかも「やり手」でした。

内容的にはいろいろなブルースのスタイルがあり、楽しかったです。
来年もやりますんで、今度こそデビュー戦をと思うバンドの参加をお待ちしております。

厚木ファッツブルースバンド
AFBB

トップはシカゴ系の4ピースバンド。
メンバーは厚木ファッツ(G,V)、かつ(G)、テラチ(D)、スカンク(B)の4人。
まずはオーソドックスなブルースバンドってことで。

曲目 Cleo’s Back Again
         Georgia Swing
         That’s Alright
         All Your Love
         Crosscut Saw

   Skunk Fats Tera Katsu

山本慎也ブルースバンド
YSBB

はるばる武蔵小金井から参加していただきました。
今回はメンバーの都合で3人で演奏してくださいました。
山本カントクの丁寧なギタープレイとディープなブルースヴォイス、
ユキさんのマリア・マルダーナンバーも素敵でした。
今度は是非フルバンドで。!
  曲目 モジョ・ブギー
     ノー・スモーキング・ブルース
     IT AIN'T THE MEAT IT'S THE MOTION
     I Just Wanna Make Love To You
     That's alright
     モナ
 
     Vo&G:山本慎也
     B:伊藤悟
     Vo&タンバリン:ユキ
Itou Yamashin Yuki


The Gypsys

Gypsys

今回がデビューといいますが、個のバンドは強者揃い。
ギターとヴォーカルの林君は、昔The Side Coast Blues Bandで
僕と一緒にやっていた人。テレヴィ映像処理の第一人者として
内外で活躍しつつ、ブルースの演奏も続ける才人。
中華料理の腕もプロ並とか。
セッティングの間に1曲弾き語り、後はバンドで。
サウンドはジミ・ヘンドリックスの衣をまとったロバート・ジョンスンですね。
バックも達者な人達で、盛り上がりました。

メンバーは、G&V:林 B:桜井 D:キンさん

曲目 Dead Shrimp Blues (弾き語り)
    Traveling Riverside Blues
    Terraplane Blues
    Stop Breaking Down Blues
    From Four Till Late
    Phonograph Blues
    I Believe I'll Dust My Broom

Sakurai Hayashi Kin
    
いちむらまさき
Ichi&friends

いつも楽しいネタで場内を沸かせるいっちゃん。
今回はなんと石田あゆみでスタート。まったく何やるか油断がなりません。
弾き語りの後は、横浜在住のアコギスト、sketchさんとのギターデュオ。
ふたりで弾くカントリーチューンはドロドロのブルースの中で一服の清涼剤です。
その後林正樹さん(いっちゃんとギター教則ムックの仕事したんですよ)を加え、
ジミ・ヘンドリックススタイルの「リトル・ウイング」、でも歌詞が凄い。
「ちゃんと用意した」って、いきなり「スロー・バラード」だもん。
その後も「傘がない」で「旅の宿」ですから、どこがジミなんでしょう(笑)。
ラストは景気のいい「ディディ・ワァ・ディディ」をみんなで合唱しました。
曲目 ブルーライト日の出町(いしだあゆみ)
    桜木町から日の出町まで(上田正樹&有山淳司)
    なやむことは(TENSAW)
    屋根と布団(いちさん)
    キャノンボール・ラグ(チェット・アトキンス&ドック・ワトソン)with Sketch
    リトル・ウィング(ジミ・ヘンヘンドリクス&RCサクセション&井上陽水&よしだたくろう)with Sketch & 林正樹
    ディディ・ワァ・ディディ(ブラインド・ブレイク)with Sketch & 林正樹

    Ichi&Hayasi Ichi Ichi&sketch

青楽社

青楽社

bluemoonさんがやっているバンドのブルースヴァージョン。
演奏はトリオながら、ヴォーカル3人の個性が見事に出ていました。
ブルースとソウルの距離の近さをしっかり出してくださった演奏で、
その音楽に対する愛着が伝わってくる素晴らしい内容でした。

メンバーは、vo&gあさか、voひとみ嬢、voきゅか嬢、drさわき、bぶー(bluemoon)です(敬称略)。


曲目 Mustang Sally(ウィルソンピケット)vo.あさか
 〜Knock on wood(エディフロイド)vo.きゅか
 I can't take it(クッキーマギー)vo.ひとみ
 Every night about this time(マジックサム)vo.あさか
  熟れた罪(Cocco)vo.きゅか
 Trying to live my life without you(オーティスクレイ、What's goin onふう)vo.あさか
 Let's work together(ちびコースター)vo.あさか

   *( )中は参考にしたヴァージョンだそうです。

boo 令嬢 あさか さわき 嬢
 

The Hot Watts

The Hot Watts

ベースのフクが欠席なので、bluemoonさんにお願いしました。
娘が入院したりで、リハーサルがまともにできない中の3曲。
歌っている本人としてはかなり不満も残る内容でしたが、
楽しく演奏できたんで良しとしましょう。

メンバーは、スカンク(vo,gtr)、シンヤ(gtr)、サッチャン(gtr)、トシヤ(key)、テラチ(dms)、bluemoon(bass)

曲目 即興ブルース(トシヤvo)
    Cherry Red
    カニドリア
ぶー&トシヤ サチ&スカンク テラチ スカンク&シンヤ

セッション
  Hayashi&booney

引き続きセッションに突入。まずはbooneyさん。実は林正樹君とは昔のバンド仲間。
久々の再会と相成りました。これに今回の企画をやろうと思いつかせてくださったB.B.林さんもギターで。
booneyさんの「Cold Cold Feeling」、名唱でした。

Hayashi&Fats

続いてはハーモニカにたけさん、ギターとヴォーカルに厚木ファッツさんが入って、
曲は「バッド・ボーイ」。ドロッとした味わいが出ました。

Tonbe&Take


ここでマスターの登場。「スタンド・バイ・ミー」と「ライク・ア・ハリケーン」をいつものノリで。
さらにいちさんを加え、ベースも交代して今度はドミノスヴァージョンの「リトル・ウィング」。
かくして日ノ出町の夜は更けてゆきました。

nakachan Toshiya&Tonbe

Ichi&Tonbe Yochan&Take

40人を超える参加者を得て、大成功のうちに終了しました。
時間の都合のあった方々、ご挨拶ができず失礼いたしました。
来年も実施します。特に初心者の方、奮ってご参加ください。

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