厚木ファッツブルースバンド横浜周辺でいくつかブルースのセッションに参加してみると、
けっこうブルースを演奏しようという人がいることに気付きました。
でもなかなか発表の場がないんです。そうした人が気軽に参加できる、
ブルースバンドのデビューしやすい環境をと考え、4ヶ月ほど前に企画。
でも結局ここでデビューしたバンドはたったひとつで、しかも「やり手」でした。
内容的にはいろいろなブルースのスタイルがあり、楽しかったです。
来年もやりますんで、今度こそデビュー戦をと思うバンドの参加をお待ちしております。
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トップはシカゴ系の4ピースバンド。
メンバーは厚木ファッツ(G,V)、かつ(G)、テラチ(D)、スカンク(B)の4人。
まずはオーソドックスなブルースバンドってことで。
曲目 Cleo’s Back Again
Georgia Swing
That’s Alright
All Your Love
Crosscut Saw
山本慎也ブルースバンド![]()
はるばる武蔵小金井から参加していただきました。
今回はメンバーの都合で3人で演奏してくださいました。
山本カントクの丁寧なギタープレイとディープなブルースヴォイス、
ユキさんのマリア・マルダーナンバーも素敵でした。
今度は是非フルバンドで。!曲目 モジョ・ブギー
ノー・スモーキング・ブルース
IT AIN'T THE MEAT IT'S THE MOTION
I Just Wanna Make Love To You
That's alright
モナ
Vo&G:山本慎也
B:伊藤悟
Vo&タンバリン:ユキ![]()
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The Gypsys
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今回がデビューといいますが、個のバンドは強者揃い。
ギターとヴォーカルの林君は、昔The Side Coast Blues Bandで
僕と一緒にやっていた人。テレヴィ映像処理の第一人者として
内外で活躍しつつ、ブルースの演奏も続ける才人。
中華料理の腕もプロ並とか。
セッティングの間に1曲弾き語り、後はバンドで。
サウンドはジミ・ヘンドリックスの衣をまとったロバート・ジョンスンですね。
バックも達者な人達で、盛り上がりました。
メンバーは、G&V:林 B:桜井 D:キンさん
曲目 Dead Shrimp Blues (弾き語り)
Traveling Riverside Blues
Terraplane Blues
Stop Breaking Down Blues
From Four Till Late
Phonograph Blues
I Believe I'll Dust My Broom
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いちむらまさき
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いつも楽しいネタで場内を沸かせるいっちゃん。
今回はなんと石田あゆみでスタート。まったく何やるか油断がなりません。
弾き語りの後は、横浜在住のアコギスト、sketchさんとのギターデュオ。
ふたりで弾くカントリーチューンはドロドロのブルースの中で一服の清涼剤です。
その後林正樹さん(いっちゃんとギター教則ムックの仕事したんですよ)を加え、
ジミ・ヘンドリックススタイルの「リトル・ウイング」、でも歌詞が凄い。
「ちゃんと用意した」って、いきなり「スロー・バラード」だもん。
その後も「傘がない」で「旅の宿」ですから、どこがジミなんでしょう(笑)。
ラストは景気のいい「ディディ・ワァ・ディディ」をみんなで合唱しました。曲目 ブルーライト日の出町(いしだあゆみ)
桜木町から日の出町まで(上田正樹&有山淳司)
なやむことは(TENSAW)
屋根と布団(いちさん)
キャノンボール・ラグ(チェット・アトキンス&ドック・ワトソン)with Sketch
リトル・ウィング(ジミ・ヘンヘンドリクス&RCサクセション&井上陽水&よしだたくろう)with Sketch & 林正樹
ディディ・ワァ・ディディ(ブラインド・ブレイク)with Sketch & 林正樹
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青楽社
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bluemoonさんがやっているバンドのブルースヴァージョン。
演奏はトリオながら、ヴォーカル3人の個性が見事に出ていました。
ブルースとソウルの距離の近さをしっかり出してくださった演奏で、
その音楽に対する愛着が伝わってくる素晴らしい内容でした。
メンバーは、vo&gあさか、voひとみ嬢、voきゅか嬢、drさわき、bぶー(bluemoon)です(敬称略)。
曲目 Mustang Sally(ウィルソンピケット)vo.あさか
〜Knock on wood(エディフロイド)vo.きゅか
I can't take it(クッキーマギー)vo.ひとみ
Every night about this time(マジックサム)vo.あさか
熟れた罪(Cocco)vo.きゅか
Trying to live my life without you(オーティスクレイ、What's goin onふう)vo.あさか
Let's work together(ちびコースター)vo.あさか
*( )中は参考にしたヴァージョンだそうです。
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The Hot Watts
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ベースのフクが欠席なので、bluemoonさんにお願いしました。
娘が入院したりで、リハーサルがまともにできない中の3曲。
歌っている本人としてはかなり不満も残る内容でしたが、
楽しく演奏できたんで良しとしましょう。
メンバーは、スカンク(vo,gtr)、シンヤ(gtr)、サッチャン(gtr)、トシヤ(key)、テラチ(dms)、bluemoon(bass)
曲目 即興ブルース(トシヤvo)
Cherry Red
カニドリア
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セッション
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引き続きセッションに突入。まずはbooneyさん。実は林正樹君とは昔のバンド仲間。
久々の再会と相成りました。これに今回の企画をやろうと思いつかせてくださったB.B.林さんもギターで。
booneyさんの「Cold Cold Feeling」、名唱でした。
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続いてはハーモニカにたけさん、ギターとヴォーカルに厚木ファッツさんが入って、
曲は「バッド・ボーイ」。ドロッとした味わいが出ました。
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ここでマスターの登場。「スタンド・バイ・ミー」と「ライク・ア・ハリケーン」をいつものノリで。
さらにいちさんを加え、ベースも交代して今度はドミノスヴァージョンの「リトル・ウィング」。
かくして日ノ出町の夜は更けてゆきました。
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40人を超える参加者を得て、大成功のうちに終了しました。
時間の都合のあった方々、ご挨拶ができず失礼いたしました。
来年も実施します。特に初心者の方、奮ってご参加ください。