The Hot Watts Guppy 29周年 ライヴ報告
2000.8.20. at Guppy

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とりあえず、ライヴに入る前の我々(SKUNKひとりとの声も)の愚行から書いておきたい。
午後1時からスタジオでリハに入るが、ここでまず缶ビール5本。
午後5時半から例によって焼き肉、ここでジョッキ4本。
そしてグッピーでは数える事のできない飲み方。
この天罰やいかに....続きは後ほど。

で、今回はギターにケイコちゃんを迎え、その他ゲスト2名を用意しての体制。
さて、蛇が出るかヘビが出るか....というわけで、出番は?な、なんとトリ!
タカチャン曰く「みんな終電があるのよ」...僕等にも終電はあるわい!
まあ、絶対文句を言わない人徳者の集団ということを知られてるからなぁ。
足元を見られたとも言うか。

SKUNK、あまりに飲み過ぎたので暗くて歌詞が読めないのでサングラスはやめた。
ワッツでサングラスなしでやるのは史上初!ウ〜〜ン、あくどさが消え、人のいいおっさんや。
最初の一声「ビール、あるの?」懲りないおっさんや!

1,ホールド・オン・アイム・カミン
クラプトンとB.B.キングのヴァージョンが気に入ったので取り上げた。
デルタブルースをでたらめにしたようなSKUNKのギター、
ベース・ドラムが入るとぐっと締まる。ダークはコーラスにまわり例のリフを唄う。
クラプトンのよりさらにゆったりしたリズム、これはやってる方が気持ちいい。
マスター「そう来たか!」の一言。出だしは上々か。
 
 
2,トゥー・ローリング・ストーンド
 
ケイコちゃんのリクエストでロビン・トロワー・ナンバーを。
結構ファンキーなリフだ。ケイコちゃんのエフェクタの調子が悪い。
でもギターは気合いだよ、キ・ア・イ!
スローに入ってもがんがんいく。
 
3,エリュピション〜ユー・リアリー・ガット・ミー
 
おお、次はシンヤのギター・ソロから!ヴァン・ヘイレンだ!ライトハンドだ!
驚きと呆れ顔の歓声の中、ひとり無我の境地に入るシンヤ!
そこへ謎の怪人登場!こいつは誰だと訪ねれば、天下の山鉄だ!
しかし山鉄もようやくパーティの趣旨を理解してきたようだ。
写真見て分かるように、美女と野獣ならぬ「美女と怪人」
しかし歌は相変わらずうまい。盛り上がったぞ。
 
4,気絶するほど悩ましい

ここでリーサルトシヤ登場。今回のネタはチャーだ。
まずは歌謡曲を一発。でもテラチ、こういう曲の太鼓はうまい。
トシヤもあの地味なチャーの歌う姿を再現している。
でも、ちょっとありきたりだったかな?やっぱり次はデヴィッド・ボウイか。
 
 
5,からまわり
 
トシヤ、ギターを持つ。でも弾くふりだけ。
本当は弦の張ってないギターでやる予定だったが、シンヤが忘れる。
でもムードは良く出ている。SKUNKは一休み。コリャ楽だとばかりビールを飲む。
 
6,アル中ブルース

お客さんがややおとなしくなったので、SKUNKが「憂さ晴らし」といって、
スローブルースを始める。25年前に作った「アル中ブルース」だ。
でもアンタ、そのころ高校生だろ?この不良!
他愛のない歌詞としょうもない歌。
でも定型のブルースなので、ギタリストは大喜びでソロを弾きまくる。
最後のブレークはロングトーンを決めた、と思ったら、バックの連中、勝手に終わっちまった。
そしてこの時SKUNKに異変が!ついにツケが回ってきたのだ。
 
 
 
7,ブラック・ドッグ
 
ラストはツェッペリンの名曲。さて、シャウトをと思ったら、声が出ない!
完全に喉がいってしまった!ビールをあれだけ飲めば、当然だろう。
自業自得、身から出たサビ。しかし聞き苦しいといったらありゃしない。
しかしそこへ強力な助っ人が。山鉄が登場し、二人で交互に歌う。
こうなったら全部任せた方が良いかもと思ったが、SKUNKにも意地はある。
まあ、このアクシデントで、ドタバタの演奏もナントかごまかせたし、良かった良かった。
かくしてきょうも日の出町の夜は更けていった...




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