今回で５回を数える「DEADSTOCK」、すでにこの世を去ったアーティストをしのび、その作品を演奏するといった趣旨で、ミュージの努力により続いてきた。今回はミュージ多忙のため宣伝が充分にできず、出演者中心の集まりとなったが、それなりに盛り上がってよかった（なお文中敬称略）。

髷詩鼓

　予定を一時間近く過ぎてのスタート。主催者ミュージの挨拶に続いて、髷詩鼓（まげしこ）の演奏がスタート（ヴィデオのスイッチが入ってなかったため、１曲目を２度やるというさーヴぃすの良さ）。なかちゃん、Toshikoちゃんのバンドで、１月に亡くなったどんとゆかりのローザ・ルクセンブルクとボ・ガンボスの曲をやる。今回一番良かったとの皆の声。別ページに詳しく紹介したのでそちらを見て欲しい。->ここをクリック！

スタンピート

　中島ヨッチャンとアオチャン、いつものことながらドラム難の相が出ていて、今回はギターデュオ。でもアオチャンがギターだとグッピーは静かだなぁ。曲は一応ジョン・レノンを軸に進む（笑ったのは「ノルウェーの森」で、前の日にアオチャンが演ろうって言うので、急遽演ったんだそうな。ヨッチャンのタンバリンがかわいかった。アオチャンはシタールもどきチューニングで結構雰囲気を出していた）が、いつのまにかオリジナルに突入。最後にはヨッチャンの曲を「俺のほうが歌が上手い」と言いながら、アオチャンがオクターヴ上で唄ったのが傑作だった。さすがに高すぎて迫力に欠けるが。とにかく「役者」のふたりだ。

ZED

　続いては最近「売り出し中」の山鉄のバンド。ヨッチャンはリタイアしたそうだ。その分ケイコちゃんはマーシャル持ち込んでレスポール！おぅ、流石は元ヘヴィメタ娘だ。曲はポール・コゾフをしのんでフリーのミスター・ビッグでスタート。山鉄の最も得意な分野だから、安心して聞ける。ベース・ドラムは安定した演奏で不安はないが、もう少し存在をアピールしてもいいかな？ベースの音、小さかったし。後半はグランド・ファンク（といっても１曲はリトル・エヴァの「ロコモーション」だけど）、だれか死んだっけ？ま、いいか！盛り上がれば。

野毛アニマル

　ギターのテジマ、例によって結構飲んでるので平気かなと思ってみてたけど、今夜は御機嫌だった。で、ヨッチャンも加えて、セッション的なステージとなった。ドラムのアタビー（ダンペイが通称だが、僕は昔からこう呼んでいるので。僕が知り合った20年くらい前、行きつけの飲み屋で毎晩アタリメとビールを注文してたため付いたあだ名）、ベースの人も落ち着いているんだが、フロントのふたりは相変わらずバリバリ！僕より歳くってんのに。曲は僕等が準備のため店の外に出てたため、良く覚えていない。「プレゼンス・オヴ・ザ・ロード」かなんか演ってたような気もするんだけど。ごめんなさい。

The Hot Watts

　自分のバンドで、相変わらずオバカな企画物だ。詳細はこちら。->ここをクリック！

MewZee

　なんでも直前にバンドメンバーの都合がつかなくなったとかで、急遽ホットワッツの３名（G,B,D）がヘルプに入る。曲は当然のようにクィーンだ。ミュージ、歌が上手くなっている。バンドは自分の所より緊張してやっているせいか、あまり間違えない！これだもんな（ブツブツ）。でも、主催者だし、色々と苦労してくれているので、ここでばあっと発散して欲しいと思った。ちょっと時間が気になったけど（23時までの貸切が、すでに30分近く超過）、多少はマスターも大目に見てくれるだろうし...

セッション

　と、時間超過にもかかわらず、「演らせろ！」と出てきたのがオヤヂたち。僕、知〜らないっと。で、ヨッチャン、山鉄、テジマの「三悪」？が登場、大音響でおっぱじめる。ラストが「タッシュ」だったのは覚えているけれど、僕はトリの唐揚げを食べるのに（実はビールを飲むのに）夢中で、良く覚えていない。お互い困ったもんだ。

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　というわけで、終了は12時！超過料金に頭を抱えるミュージをしり目に、皆さん御機嫌になって帰っていった。みんな、遊んだ分の金は払おう！ミュージ、ご苦労様！その後僕は２時までアオチャン、マスターと飲んだくれていたのであった。