厚木ファッツ・ブルースバンドとうとう9回目を迎えた「DEADSTOCK」はすでにこの世を去ったアーティストをしのび、その作品 を演奏するといった趣旨のパーティです。今回もいろいろな方に出演していただきました(文中敬称略)。
なお文中の写真撮影は、スカンクちかのの他、ダーク、サッチャン(T)、sumoriさん(S)です。感謝!
トップは昨年に続きブルースで。ことしはジミー・ロジャーズ特集。
ブルースの場合は物故者が多いんで選択肢がたくさんあります。
メンバーは厚木ファッツ(G,V)、かつ(G)、ガンチャン(D)、スカンク(B)の4人。
曲目 You're Sweet
Sloppy Drunk
Ludella
Walkin' By Myself
Chicago Bound
「スロッピー・ドランク」と「ルデラ」ではsumoriさんがギターで参加、
テキサス風味溢れる鋭いプレイを披露してくださいました。
また厚木ファッツがハーモニカに廻った「ウォーキン・バイ・マイセルフ」では
The Hot Wattsのシンヤがギターを弾きました。
皆でワイワイというパーティならではの演奏でした。
写真:中段左より1,3,4枚目、by(S)
へぼん
DEADSTOCK初登場のバンドですが、
村越佳之(G,V)、山本浩正(G)、佐藤正浩(D,AG,V)、KFROG山田(B)というメンバーを見て、
ピンと来た人、そうです。酒類楽団リカーズが恭子ちゃん抜きでやるときのボンクレーズと、
ヘヴンが合体してできたのがこのバンド。ということで、ローマ字表記を考えた人とは無縁です(笑)。
まずはふだんドラムで後に隠れて目立たない佐藤氏が、アコギ抱えて登場!
何とクウィーンのメドレーをぶちかましました。
続いて村越氏が野太いレスポールでフレディ・キングのインストをメドレーで。
そしてクライマックスは何とシン・リジー!凄い迫力でした。
なお、へぼんのプロジェクトなどのいきさつ、今回の詳細なライヴレポートは、
リカーズのホームページの「へぼん」の コーナーををご覧ください。
写真:中段左から2.3枚目(S)、4枚目(T)
The Hot Watts
自分のバンドです。詳細はこちら。->ここをクリック!
髷詩鼓
今回はドラムに中島よっちゃんが助っ人で参加です。
他はいつも通りトシコ(V)、ナカちゃん(G)、bluemoon(B)。
軽快なロックンロールと、しっとりしたフォーク調の曲を上手く織り交ぜています。
「ソー・サッド」ではトシコちゃんがピアニカを披露、
また「カーニバル」ではベースのbluemoonさんがアコギに持ち替えました。
曲目 I can't explain /The Who (V:トシコ)
Substitute /The Who (V:ナカちゃん)
So Sad /Canned Heat (V:bluemoon)
カーニバル /ボガンボス (V:トシコ)
ステージに君の姿はない /オリジナル (V:トシコ)
このバンド、どんどん音楽的な幅が広がっていくようで、
今後が凄く楽しみです。
写真:中段(T)、下段左から1枚目(S)、2.3枚目(T)
トミー塩谷&スタンピート
ことしの寿町フリーコンサート出演が決まったマスターとスタンピート、
弾き語りのフォークからスタート、今度はアオちゃんがピアニカを。
でも後はいつものメニューでした。ハードさと暖かさの絶妙なミックス。
曲は「孤独の旅路」、「リトル・ウィング」、メイク・ノー・ディファレンス」、
「流れにそって」「ライク・ア・ハリケーン」、「アイ・シャル・ビ・リリースト」など。
いつもながら店の温度がぐっと上がりました。
写真:右端(T)
スタンピート
続いてスタンピート。「アメリカン・バンド」をかました後、
なんと髷詩鼓の中ちゃんをヴォーカルで「サブスティテュート」!
その後スカンクがヴォーカルに呼ばれたようですが、右のようなありさま。
このため急遽ゲストのヴォーカルを立ててやったようです。
その後は何とアカペラで「夕焼け小焼け」!
全く何が出るか分かりませんねぇ。
というわけで、ややお客さんが少なかったんですが、無事終了しました。
来年はいよいよ10回目です。皆さん今からネタ仕込んでおいてね。
写真:右(T)