弥生というのにかなり肌寒い日でした。お客さんは15人くらいだったかな?ちょっと少なめ。
でも、春を告げるノー天気?なバンドが明るく楽しいライヴを繰り広げました。The Hot Watts
Crazy Shimizu & The Hurricanes 2000
ラメ入りのカウボーイハットにサングラスという出で立ちのクレイジー清水さん、
白いアコーディオンをアンプに突っ込んで、まずはザディコ・ナンバーのインスト二連発でスタート。
今回はゲストにラヴボードのFumikaさんが加わり、華やいだサウンドになっていました。
Fumikaさんはラムチョップスというザディコ・バンドで活躍中。
清水さん、「笑わないで」とか言いながらサングラスを外し、しっかり笑いを取ってました。
エンターティナーです。とにかく関西弁を交えたトークが楽しい。続いてブギ・ナンバーに合わせていよいよセクシー・ダイナマイツ登場!
引っ越しのさかいさんも派手なアクションを交えて乗りのいいギターを弾いています。
ボンゴジョー森谷さんのドラムもドライヴ感があって心地よい。
途中みんなで「ブギ・オールナイト・ロング」の合唱タイムもあり、どんどん店内は盛り上がりました。
ゆったりした乗りのザディコ・ナンバーに続き、「セクシー・ダイナマイツとハモってみましょう」と
始まった曲はルイジアナ三連の「シェイク・ユア・ハンズ」。
さかいさんはギターをワイアレスで接続していて、客席の女性のところに行っては
口説くようにソロを弾きます。おお、ラッキー・ピーターソンの様だ!
その後二階か店の外まで行ってソロを弾いて大爆笑!
とにかくショウマンシップ溢れるパフォーマンスで大いに盛り上がりました。
その後はみんなで「シェイク・ユア・ハンズ」の振りとコーラスを。のどかな時間でした。
次はさかいさんがフロントに立って唄う「ムスタング・サリー」。
気合いの入った唄はマスターも気に入っていました。
セクシー・ダイナマイツの妖艶なコーラスも素敵でした。
清水さんとスカンクが実は双子だったという意外な事実?で場内が爆笑した後、
お得意の「トゥッティ・フルッティ」でノリノリに。
ドライヴ感のあるアコーディオンが絶品でした。次は「歌声喫茶グッピーのコーナー」と称して、「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」の合唱大会。
途中の台詞はなぜか「日本一の噺家になってやるわい」と演歌調に。
本当に何が飛び出すか分からない楽しさです。いよいよライヴはクライマックスに。鳴り物入りのボ・ディドリー調「モージョ・ワーキン」。
メンバーを紹介しながらソロ回しをしていきます。ベースのミスター・イワタさんの渋いソロが光りました。
ラストは「ダンス天国」、お決まりのキメを連発して思いっ切り盛り上げ、
最後はブルースショウばりにシャッフル・ナンバーで締めました。
あっと言う間の一時間。とにかく楽しいショウでした。