8/21(土)、恒例のパーティが開かれました。
ことしはバンド数が多い上、マスター&スタンピートの「寿」出演もあってか、超満員の大盛況でした。
写真については、僕のカメラ(自分以外誰撮ってくれたのか不明)で撮影したものの他、
サッチャンとKFROG山田さんから提供していただきました。感謝です。
なお、それらの写真も含め、今回はかなり画像処理を施しました。
その事もありますので、写真についていちいちコピーライト表示を致しません。悪しからず。
![]()
ブロークン・アロー
ドノバンさん音頭の乾杯の後、そのまま生ギターを持ってステージに。
今回は久々にオシさんも加わったデュオです。
「アクロス・ザ・ユニヴァース」「プー横丁の家」などをリードヴォーカルを交互にとり、
見事なコーラスワークを聴かせてくださいました。
「ウォーキング・ダウン・ザ・ライン」ではドノバンさんギターを置いて手拍子で客席を煽り、皆とコーラスも。
さらにマスターをステージに上げて「風に吹かれて」。
ラスト2曲はオシさんがメインのカリフォルニア特集、「花のサンフランシスコ」「夢のカリフォルニア」。
味わい深いステージでした。
![]()
厚木ファッツ・ブルースバンド
![]()
グッピーには珍しい純ブルースバンドですが、たまにはこういうのもいいでしょう。
今回はジミー・ドーキンスの「Contro」でスタート。
続いてアルバート・キングのファンキーな「Don't Burn Down The Bridge」、
ぐっとスローにジミー・ロジャーズの「Ludella」を挟んで、フレディ・キングの軽快な「Tore Down」。
ラストは「マニッシュ・ボーイ」風にスタートの「Hound Dog」。
自分が参加しているバンドなので、演奏内容についてはいろいろ不満もありましたが、
お客さんが結構楽しんでくださった様子なので安心しました。
![]()
ボンクレーズ
盆暮れのパーティの際に、リカーズのメンバーが恭子ちゃん抜きで演奏するときのユニットです。
今回は村越さんが歌う「バッヂ」からスタート。山本さんのビザールなギター、良い音してました。
続いてヴォーカルの佐藤さん、山本さんもヴォーカルをとり、日本語の歌も交えながら、
いかにもグッピーのライヴといったロックしたサウンドでぐいぐい押してきました。
![]()
HEVUN
![]()
佐渡君のヘヴンはオリジナル中心で勝負です。ドラムとギターは。ボンクレーズの二人。
ベースにKFROG山田さんが入って、得意の暖かくちょっと切ないロックンロールを披露してくれました。
歌を大切にする佐渡君、「ロスト・マイ・ハート」なんていつ聴いても名曲です。
![]()
Kanao Yoshiro Band
![]()
ことし寿町のフリーコンサートにも出たカナオさん。グッピーでも大人気で、この演奏の時には超満員!
おかげでなかなか写真が撮れませんでした。でも演奏は最高でしたよ。
ファンキーなバンドに良く通るカナオさんの声。オリジナルの日本語の歌詞がとても素敵です。
特にレゲエ系の曲ではリズムの切れもよく、一方バラードは丁寧な歌唱に思わず引き込まれました。
演奏が終わっても鳴り止まない拍手、アンコールまで飛び出す素晴らしいステージでした。
髷詩鼓
もう完全にパーティの常連となった髷詩鼓、今回はドラムにGigglesのさわきさんを迎えての演奏。
曲は下にあるように全曲オリジナルでした。
1.Oh,まわりを見ろ!!ファンキーな曲あり、良く弾む演奏にトシコさんのくっきりしたヴォーカルが映えます。
2.まあいいんだけどね
3.生きているだけで丸儲け
4.手のひらにいっぱいの夢
5.夕日に赤い血を
![]()
コージー・ザ・タナカ&ご近所シスターズ
ピーチボーイズを解散して1年、アオちゃんが帰ってきました。
今回はコージー・ザ・タナカ氏をメインに据えた格好になってますが、
誰がどう見てもアオちゃんのバンドですね。
そろいの衣装が可愛いきれいどころに、上半身素っ裸の男ども。
いきなり始まったのは「あ〜 ことしも〜 南〜の風に〜 誘われて〜 来た〜よ〜。」
あれ、タイトル忘れてしまった。何だっけ?
歌謡曲あり、「マシュケナダ」あり。
コーラス隊が去った後はたっつぁんが歌う「朝日の当たる家」に
アオちゃんが弾くサントリーオールドのテーマに合わせてのメンバー紹介。
もう面白すぎでしたね。またやってよ!![]()
風丸
![]()
いつものようにソロでオリジナルを歌う風丸さん。
横浜フォーク村出身なだけあって、堂に入った歌はいつ聴いても気持ちいいです。
今回はゲストにハーモニカを入れてジュリーの「君をのせて」、
さらにパーカッションとエレキギターを加えたセットで、
ヤナギさんの「ウィスキー・リヴァー」などを披露してくれました。
秋にはことしもオヤジライヴをやるそうで、今から楽しみです。
The Hot Watts
自分のバンドですから、例によってこちらをどうぞ。![]()
スタンピート
いつしか時は12をとっくに回り、とうとう店はシャッターを下ろすことに。
音が漏れての苦情がありそうなんです。これは前代未聞の出来事。
でも中では熱い演奏がいつ果てるともなく続きます。
いつもの通り強烈なドライヴの演奏でスタートしたスタンピート。
よっちゃんのちょっとしゃがれた声でミディアムな「お祭り騒ぎ」、
アップの曲はぐいぐい押して、スローの曲はぐっと低重心に。かっこいいなぁ。
トミー塩谷&スタンピート
今回はマスターというよりは、オールスターキャストになりました。
「流れにそって」で始まりますが、山鉄、ドノバン、オシなど豪華メンバーがステージ上へ。
ギターに手島さんも加わり、「ライク・ア・ハリケーン」「アイ・シャル・ビ・リリースト」と、
おなじみの歌が歌い継がれていきます。
分厚いコーラスに支えられ、マスターも気持ちよさそうでした。
33年といえば100年の1/3、本当にこんな素晴らしい店を続けてくださったマスターに、
来場したお客さん、演奏者とも感謝の気持ちでいっぱいでした。
それに余りの客の数に、てんてこ舞いしていたたかちゃんにニキさん、
本当にありがとうございました。
この素敵な店が、末永く続くことを切に願っています。
これはきっとグッピーを愛するみんなの気持ちじゃないかと思います。
そしてその意思が、こんな素晴らしいイヴェントとなって現れたんだと思います。
グッピーバンザイ!