潮の流れを越えて
guppy 30th anniv. free concert
完全報告(その2)

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POLAR ROCK CAFE

続くはグッピーきっての都会的なバンド、
POLAR ROCK CAFEの登場だ。
演奏はトリオだが、大変上品で、
確かなテクニックに裏付けられた、
まさに大人のサウンドだ。
 
V.G:富岡文典
D   :WATAYAN
B   :川井亨

1.薔薇の花
2.蟻と太陽
3.グッド・モーニング・トム・ソーヤー
4.地図にない街
5.めずらしく青空
6.イージー・トレイン

風が強まり天幕の後ろのワイヤーが切れる。
スタッフが応急処置をするがいつまでもつのやら。

吉野大作
今回の大作さんは生ギター弾き語り。
言葉をかみしめるように歌う大作さん。
さすが言葉を大切にしてきた人だ。
中国の故事を歌にしたり、
反戦フォークの正統なフォロアーだ。
 
1.北京ステーション
2.腕をへし折られたじいさん
3.遠い記憶の中で
4.エルサルバドル
5.霧の中の光
しかし天気は確実に悪化。
大作さんのステージが終わる頃には霧雨が。
後ほどマスターの話によると、
雨男は大作さんだということ。
マスター曰く、
「だって暗いじゃん」
あ、これってオフレコ?

で、結局雨が降り出す。
大作さんの前に崩壊した天幕は外してしまったので、
とりあえず待機。
マスターも少々めげ気味。
「もうやめようか」というつもりで山鉄に声をかける。
でも勘違いは恐ろしい。
「やる」という山鉄の一言で、雨もやんでしまった。


山鉄&ZED
しかし山鉄という男はつくづく雨に縁がある。
10年前も彼が歌い出したとたんに土砂降りに。
今回も結局予定の半分しか演奏できなかった。
ちょっとかわいそうかな。
 
D:   まこっちゃん
B:   うさみ
G:   まんちゃん
V:   山鉄
Cho:トンコ
Cho:レモン

1.クールにいこうぜ
2.エネルギーの中心
3.砂漠の中のテレビ

演奏はハードというよりはかなり繊細で、
良く練り込まれた曲だ。
もちろん山鉄得意のシャウトも健在。
女声コーラスを従え、気持ちよさそうに歌う。
本来ならあと3曲、聴けなかったのはちょっと残念。

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