僕は音楽が好きだ。演るのも聴くのも好きだ。ブルースが一番好きだが、ジャンルはあまり問わずに聴く。
このページでは、自分の好きなミュージシャンの紹介や、最近聴いたCDの感想などを書いていきたい。
ブルースについて
黒人が産み出した音楽文化の最高のもののひとつがブルースだと思う。僕がブルースに出会ったのは、C.C.R.というロック=ポップバンドを通じてであった。このバンドはポップス・チャートの上位に何曲も送り込むようなアメリカン・バンドであったが、どこか泥臭い香りがした。「Get Down Woman」という曲は、当時全盛だったブリティッシュ・ロック・バンドの演じるブルースとは趣が違い、僕にはクールでスマートに聞こえた。ここから徐々にブルースに興味を持つようになっていった。
初めて観たブルースは、1978年、ブラウニー・マギー,サニー・テリー&ライトニン・ホプキンスのライブであった。神奈川県民ホールでのコンサートであったが、大変インパクトが強かった。
サニー・テリーのトレイン・ピース、ブラウニー・マギーののどかな中に深い味のあるブルースもさることながら、ライトニンは衝撃的であった。1曲目、当時は曲名を知らなかった強烈なブギでノックアウト!数年後に「モージョ・ハンド」という真っ赤なジャケットのLPのタイトル曲を聴いて、「アッ、あの時の曲だ!」と初めて名前を知った位であった。「ロック・ミー・ベイビー」のいやらしさ、バックは最低の演奏であったが、それを意識する必要のないほどのライトニンの存在感であった。僕にモージョが利いたのだ!
以来、自分でブルース・バンドを演りながら、手当たり次第、節操もなくブルースおよびその周辺の音楽を聴くようになった。気がつけば、酒を飲まない日はあっても、ブルースを聴かない日はないと言うくらい、どっぷりと浸かることになったのだ。
僕はいわゆるコレクターではないし、評論家でもない。一ブルース・ファンだ。そのファンの目から感じたブルース、R&B、N.O.ミュージック、ファンク、ソウル、さらにロックなどについて、気ままに思いを綴ること、実はこの「Blue Skunk's Lair」はそうした目的を達成するために作られたHPなのだ。よろしかったらひとつおつきあい願いたい。
最後にジャケット画像について一言。CDについて言及する際に、そのジャケットについて画像を引用し、若干のコメントをつけてあります。画質もかなり落としてありますが、なにぶんにもディジタル・データであり、無限複製が可能になっております。これらの画像の転載はおこなわないでください。また当方では引用につき、出典を明らかにすることで、特に発売元等の掲載許諾は得ていませんが、著作権・肖像権などをお持ちの方またはそれを管理されている方、問題がありましたらご連絡ください。削除等適切な処置を取りたいと思います。